第3回 GCP勉強会@岡山に参加しました
gcpug okayama主催の第3回 GCP勉強会@岡山に参加しました。=> togetter
勉強会の内容
Web+DB Press vol.87の[速習]Google Cloud Platformに特集記事を読み進めました。特集は、Google Cloud Platformのサービス一覧とここのサービスに関する詳細な説明から構成されています。
- Google Cloud Platformとは
- Google Compute Engine
- Cloud SQLとCloud Storage
- Google App Engine
ストレージサービス(Cloud Storage)を使って見ました。なお、Mac OS X 10.10.4(Yosemite)上で行っています。括弧()内のページ数は、Web+DB Press vol.87のページ数です。
事前作業
アカウント作成とSDKインストールを行います。
アカウント作成
Google Developers Consoleでアカウントを作成します。Googleアカウントでログインします。「無償」で試用できる機能とクレジットカード登録が必要な機能があります。クレジットカードを登録すると$300分の利用枠がもらえます。
SDKインストール
Google Clould SDKの導入(P.58)を参考に行います。
コマンドラインで操作する場合には、認証が必要です(P.59)。認証はブラウザを使って行うのでリモート接続している環境では使えなさそうです。
$ gcloud auth init
認証情報を破棄する場合には、logoffではなくrevokeを使います。認証情報を破棄した状態でコマンドライン操作をすると認証エラーになります。
Cloud Storageとは(P.70)
Cloud Storageはオブジェクトストレージです。プロジェクト-Bucket-Objectの3階層で構成されています。Objectがファイルです。BucketはObjectを格納する要素で、作成時にRegion(United State/Europe/Asiaから選択)を設定します。
Objectにはアクセス権を設定することができます。ACLとは(P.72)
操作手順
Google Developers Consoleから操作する(P.72)
フォルダという概念を追加しているため、ファイルシステムと同じように操作できます。フォルダ名には日本語を使うことができます。実際のファイルは、フォルダ名をパス区切りで連結した名前を持つObjectです。名前の最大長さは1024文字です。
コマンドラインツールから操作する(P.74)
BucketとObjectを作成するコマンドとACLの例としてWebページとして公開する方法が書かれています。静的なコンテンツを管理するのには使えるかもしれません。
感想
雑誌は購入するけど記事をざっとしか目を通さないことも多いので、勉強会という特別な時間をとって集中できるのは良い機会でした。次回も参加しよう。