MacOSXのバックアップ領域について
概要
Mac Book Proのハードディスク空き容量が少なくなってきたので外付けHDDにデータを移行しました。が、ストレージ容量を見るとバックアップ領域が増えており肝心の空き容量が増えていませんでした。このバックアップ領域について調べました。
Mac Book Proは2014年にSSD 256GB版を購入しました。まめに削除していましたが、ついにどうしようもなくなってきました。コストダウンのためかもしれませんが、HDDやCPUを入れ替えできない不便ですね。
また、外付けドライブのデータはTime Machineでバックアップできないのでしっかり管理しないとダメですね。
バックアップストレージ
バックアップストレージとは
Time Machine のローカルスナップショットについて - Apple サポートによると、ローカルマシンの変更は「ローカルスナップショット」と呼ばれる領域に保存されます。この領域のデータは、ローカルマシン上に作成され、バックアップドライブが接続された時にコピーされます。
ストレージ編集後
約60GB分のデータを外付けUSBディスクに移動した後のストレージデータです。同じ容量のバックアップ領域が出現しています。
バックアップ作成後
TimeMachineにバックアップを実行した後です。ローカルストレージ内のバックアップ領域がなくなっています。
Time Machineによる復元
ローカルドライブのバックアップもTimeMachine UIから復元できます。
間違って大切なファイルを削除した場合(ごみ箱を空にした後)でも、バックアップ領域から削除することができます。
TimeMachineに入った時に、一番先頭に表示されているのが最新のバックアップです。右側のボタンをクリックして過去のバックアップデータに移動することができます。
その他
MacBookAirのSSD 空き容量が増えない!”バックアップ”と表示される容量を削除した | ものくろぼっくすによると、ローカルのバックアップ領域は、コマンドからでも削除できるようです。ただし、外出先などでバックアップドライブがない状態でどうしても空き容量を作りたいとき以外は使わない方が良いでしょう。
ドライブ空き容量を増やした方法
今回、外出中には使わないデータを外付けUSBに移動しました。
Disk Inventory Xを使って、HDDの使用状況を計測しました。その結果、ピクチャ、Apple写真アプリのライブラリ、Google Drive、ITunesが多くの容量を占めていることがわかりました。これらのデータは外出中アクセスしないので、USBドライブに移動しました。
写真ライブラリの移動
簡単3ステップ!Macの「写真」ライブラリを外付けHDDに移行する方法【iPhoto対応】 | ガジェット図書館 Chalibraryを参考に行いました。optionキーを押しながら写真アプリを起動という方法は初めて知りました。
Googleドライブの移動
Tech TIPS:WindowsでGoogleドライブの同期フォルダーを変更する - @ITを参考に行いました。
再ログインした時に、同期するフォルダを指定できるのですね。知りませんでした。
iTunesフォルダの移動
iTunesディレクトリを外付けHDDに移動後、Terminalを使ってシンボリックリンクを作成しました。
$ ln -s /Volumes/HDD Extra/Music/iTunes $ ls -l ~/Music total 8 drwxr-xr-x 3 unokun staff 102 9 11 2014 Audio Music Apps drwxrwxrwx 2 unokun staff 68 6 30 2014 GarageBand lrwxr-xr-x 1 unokun staff 31 12 16 21:04 iTunes -> /Volumes/HDD Extra/Music/iTunes